杜のはじまりワークショップは、台風26号が大島へ近づく中、ひらかれました。
写真は座学の様子です。
今回は、たくさんの方が座学へ参加してくださいました。
自生している植物は、そのほとんどを移植しました。木の引っ越しには、その枝葉が木自身の負担になるため、切り落とし、そしてその枝葉を根元にしきます。それが、木の定着を促すのだそうです。また、下草さえも木の根元に移植しました。
そして、フェニックスの古枝を取り払い束にして立てかけ、束にできないものは根元にしきます。
これが作業後の写真です。
塩ドーム建設地を作るため、先ほどのフェニックスの古枝の束や、前回ワークショップで作った竹の束を下に敷き、炭を撒き、その上へ土をかぶせて整地していきました。
椿(カーブミラー横の木々)の左側にある小山のあたりがその作業をした場所です。写真は作業前の様子です。
作業後このようになりました。フェニックスと竹を下に敷いたことで、大雨の水が浸透し、さらに「雨降って地固まる」の言葉通り、作業直後フカフカだった土地は、台風後車が乗り入れられるほどしまった土地に変化していました。
風と水が通り、椿の木々は葉の色が濃く、艶が増し、まだらだった幹の色もきれいになりつつあります。大島の本来の美しさを思い起こさせてくれます。
次回ワークショップは11.18-19です。杜のはじまりワークショップ最終回になります。それが終わると、いよいよ塩ドームの建設です。