杜のはじまりワークショップ第一回のご報告

2013.8.24~25に、島内外から集まってくださった方々と共に

杜のはじまりワークショップ第一回目がひらかれました。

第一回では、ほとんどをのこぎり鎌などを使った風の通り道をつくる作業でした。ひとりひとりが風になったつもりで行う”風の草刈り”作業は、今までの人間主体の草刈りではなく、人間も自然の一部ということを改めて実感しながらの、気づかい作業でした。
  塩ドーム(海水濃縮装置)の建設予定地は、今後どのように変化していくのか

とても楽しみです。

塩ドーム建設予定地です。
第一回ワークショップでは、写真右奥の道路沿いの竹藪とその奥にある谷を中心に風の草刈りを行いました。

作業前の写真。道路の方まで竹がせり出して、風も通らずむっとしています。

竹藪の奥に自然地形の谷があるのですが、ほとんど見えません。

作業後の写真。手作業で伸びすぎた枝をはらったり、風が竹藪の奥の谷へ入るよう、竹を程よくすいています。空きすぎると自然はあわてて元に戻そうとするのだそうです。自然のペースに合わせて少しずつ変化していくよう、少し進めては一歩下がって刈りすぎていないか確認しながら作業しました。

竹たちが安心していられるように調和をとった草刈り              

               は、作業後の清々しい景色を残してくれます。